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昨日から今日にかけて、水耕栽培システムをバージョンアップしました。
現在稼働中のNFT号機(向かって左の棚)に加え、新規に増設したDFT号機(向かって右の棚、稲の水耕栽培専用🌾)に対して
液肥の自動給水、及び温調機能を追加しました。
オレンジ色の100Lタンクから、両装置へポンプと電磁弁制御により自動で液肥が供給される仕組み。
それぞれが水位センサーを持っており、独立して動きます。
NFT号機ではタカギさんの液肥希釈キットを使用して水道から電磁弁を介して自動で供給していましたが、
配管に問題があったので、今回、DFT号機増設のタイミングでこちらに切り替えました。
給水源が2系統より管理しやすいと思っています。
1系統にすることのデメリットは、液肥の種類や濃度が両装置で同じになってしまう事でしょうか。
現状ではまず問題にならないと思っています。
そしてもう一つ、液肥の温調機能の追加。
デバイスの容量は異なりますが、両装置とも水温センサで監視、投げ込みヒーターとペルチェ方式の冷却器をリレーで切り替えます。
ペルチェ方式は比較的安価ですが、あまりパワーが無く、応答速度としてはかなり遅い(30℃から25℃にするのに3時間程度)ですが、
植物工場の温度が制御されている状況下では大きな問題にはなりません。
装置としてはとりあえず、基本形ができたかなと思います。
溶存酸素やpH、EC値制御など細かい機能は今後追加していく方針です。
NFT号機はバージョンアップ後に即稼働、DFT号機は明日、うりぼー種苗開発センターで育てているはるみを
田植えして稼働を開始します。

日々、着々と植物工場プロジェクトを進めている毎日。

目的は大きく、食糧安全保障への貢献!
家庭から企業様への植物工場、水耕栽培システムのご相談も承っていくつもりです。
乞うご期待!!
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